知らない場所で目覚めたレッドは、自分と同じ姿をしたモンスター「ドッペルゲンガー」に襲われているところをケプリシャと名乗る女性に助けられた。
彼女から提案された"契約"に頷くと、謎の光に体が包まれたのだった……
第1話はこちら
紫色の光に包まれ何も見えなくなったかと思うと、一瞬にして光は消えた。
レッドは周囲を何度も確認し、自分の世界に帰ってきたことに安堵する。
おかしな夢にしてはあまりにも現実的であったため、仲間たちに相談するべくすぐに基地へと向かった。
レッドが基地に到着するやいなや、4人の仲間が慌てて飛び出してレッドを迎えた。
怪獣と熾烈な戦いをする最中、強力な攻撃によってレッドは絶壁から落ち、死んでしまったのだと思われていたのだ。
何事もなかったかのようにレッドが帰ってきたことに、仲間の4人はとても怪訝な顔をしたがレッドの無事を喜んだ。
その日の夜、5人でレッドが落ちた場所を調べに行くと、見たことのない亀裂を見つけた。
ここからレッドが別の世界へ行ったのではないか?5人は好奇心を抱きながらも、得体の知れない存在に安易に手を出すわけにはいかなかった。
調査を行っていると、突然、大量の巨大怪獣が5人の前に現れた。
絶望的な状況に陥った5人、どんなに強い戦士であっても、これだけの数の怪獣を倒すことはできないということぐらいすぐに分かった。
しかし、いつの日かはこうなると予見していたこと。
自らの命を賭して怪獣と戦うことを決心した5人は戦闘態勢に入った。
その時、次元の亀裂から強い光の筋が漏れ始める。
亀裂から漏れ出た光は5人の周りで広がり始め、砂埃を巻き上げながら視界を塞ぐ。
どれぐらい経っただろうか、砂埃が晴れると、数え切れないほどの「レッド」が5人の前に立っていた。
隣にいたブルーがレッドに信じられないといった素振りで尋ねる。
「一体、これはなんだ?」
レッドは自分が経験したことが夢ではなかったことを確信すると同時に、異世界の森の記憶を思い出し暗い表情で話し始めた。
「ああ、これはドッペルゲンガーだ……」
絶望的な状況かと思われたが、頭の中で聞き慣れた声がした。
「彼らはドッペルゲンガーではありません。あなたのチカラを一時的に身に宿したアデン大陸の勇者たちです」
数百人にもなるレッドが怪獣に飛びかかり戦い始めた。
圧倒的な力を持つレッドたちは、目にも留まらぬ速さで怪獣たちを倒し始める。
呆然とその光景を見ていた4人の後ろでケプリシャの声がした。
「初めてお会いする4人に提案があります。未来を読むことができるなら、万が一の大惨事に備えることができるでしょう。ですが、あなたたちの魂と契約を結び交感をしなければ未来が見えないのです」
突然の提案に困惑する他の4人に対して、レッドは疑わずに信じろという表情で頷く。
しばらくして、女性が袖から球体を取り出すと光が4人を包んだ。
直後、次元の亀裂から数多の光が再び漏れ出し、周囲には「ブルー」、「ピンク」、「イエロー」、「グリーン」が数え切れないほど現れはじめた。
最後の「ピンク」が地面に降り立つと、辺りはしばらく静まり返った。
自分の身体を確認し、その場でジャンプを3回したり、肩をぐるぐる回したあと、スーツを纏った女性はククリナイフを取り出しながら満足げにつぶやいた。
「このスーツ、悪くないわね?今日は少し遊んで行こうかしら!」
――次回に続く
期間限定でイベント特殊ダンジョン「N次元の亀裂」が出現!
レベル45以上から挑戦可能な"Safety Zone"の特殊ダンジョンです。
過去最大級の広さと棲息モンスター数を誇り、ダンジョン内ではアインハザードの消耗量が減少する特別な バフ効果「アインハザードの温かい視線」が発生します。
出現するモンスターを討伐すると、アデナだけでなく「ドラゴンの真珠(イベント)」、エヌ・シー・ファイブに変身できる「ケプリシャの変身の巻物」などを獲得することができます。
また、同時開催されるイベントクエストやイベント製作を通じてアインハザードの祝福を追加するためのアイテムを獲得することも可能です。
広大なマップにはさまざまなモンスターの棲息地域が点在しています。
自分に合った狩場を探してみましょう。
2019年10月16日(水)メンテナンス終了後~2019年11月13日(水)メンテナンス開始前まで(予定)
イベントクエスト「魔物退治の支援」は1日1回まで達成することができ、毎日午前5:00に初期化されます。
「N次元の亀裂」から獲得できる「薄れた魔物の気」を使用して、製作画面内の「イベント」タブ>「巻物/消耗品」から、アインハザードの祝福を追加することができる「ドラゴンのサファイア(イベント)」「ドラゴンのルビー(イベント)」を製作することができます。
それぞれ一定確率で大成功となり、大成功時にはアイテムを2個獲得することが可能です。
「N次元の亀裂」は入場直後の地域にモンスターが棲息しておりません。
特殊ダンジョンの自動進行やログアウトプレイを使用する場合は、アイテムの準備をしっかりと行い「N次元の亀裂」から進行するように設定しましょう!
今回の特殊ダンジョンは、ユーザーアンケートやファンミーティング等でいただいた「Safety Zoneとなっている特殊ダンジョンの利用時間を延長してほしい」というご意見をもとに、試験的に実施させていただきました。
引き続き、皆さまからのご意見ご要望をお待ちしております。
各ヒーローに対応した「ケプリシャの変身の巻物」を使用してエヌ・シー・ファイブに変身しましょう!
「ケプリシャの変身の巻物」は特殊ダンジョン「N次元の亀裂」のモンスターの討伐や、ショップで購入できる「ケプリシャの変身の巻物(レッド)」を使用した製作によって獲得することができます。
「ケプリシャの変身の巻物」の製作は、製作画面内の「イベント」タブ>「その他」から行うことができます。
次回では、すべてのヒーローの「ケプリシャの変身の巻物」を使用して、英雄変身になれるチャンスも!?
絶体絶命のピンチを乗り切ったエヌ・シー・ファイブ。
そんな彼らの前に突如謎の男が現れる……
次回、超異世界 エヌ・シー・ファイブ
最終話 「エヌ・シー・ファイブ ―Forever―」
※都合により、次回は2019年10月30日(水)公開となります。
※本情報は公開時の内容をもとに作成しております。
※開催期間や内容は予告なく変更する場合があります。
※一部イベントアイテムがイベント終了後も未使用の場合、一定期間が経過すると自動で削除されます。詳しくは各アイテムの詳細をご確認ください。
※イベントクエスト「魔物退治の支援」は1日1回まで達成することができ、毎日午前5:00に初期化されます。